2014年11月4日火曜日

レンタカーで新型アクセラ1.5Lに乗りました(その3)

【オーディオ】
  • 普段車ではiPodで音楽再生していますので、iPodをUSB接続してみたのですが、たったそれだけのことでも意外と手こずりました。最初のうちは、再生状態になっても音が鳴らなくて、もしかしてヘッドホン端子からAUX端子にケーブルを接続しないと音が出ないのかと思ってしまいました(AUX接続もできますので、それで音を出すことも可能です)。マツダコネクト側でiPod内の曲目データを読み取るのに時間がかかっているようで、しかも5000曲くらい入っているiPodを接続したのでなおさら時間がかかったようです。しばらくしてエンジンを切ってからまたエンジンを始動したら、何事も無かったかのように音楽が再生され、しかもちゃんと音も出ました。以降は全く問題ありませんでした。同じiPodをつなぎっぱなしにする分には問題なさそうです。
  • センターアームレストの蓋を開けるとUSB端子2つ、AUX端子1個、SDカードスロット、シガーソケットがありますので、iPod等はそこに接続して収納する使い方になります。蓋を閉めると中が見えませんのですっきりします。
  • USB接続以外にも有線のAUX接続や無線のBluetooth接続も可能で、操作で面倒な思いをしたくなければそれらを用いた方が確実です。
  • スピーカーは6個ついているようで、街乗りでは十分に静かですので音がよく聞こえますが、可もなく不可もなくで、特別に音が良いという印象はありませんでした。
【コマンダーの操作】
  • 大きなノブを回してスクロールし、ノブを上から押すと決定になります。
  • スクロールはタッチパネルの矢印キーを何度も押すよりもノブを回す方が操作が楽です。
  • ノブの周辺にいくつかのボタンがあり、慣れれば手探りで所定のボタンを押せるようになるでしょう。
  • 慣れれば手元を見なくても操作できるようになりますので、タッチパネルではなくコマンダーを主に使うようになります。手元を見ないで操作できるのは、やはり便利です。
  • しかし、慣れれば便利とはいえ、レンタカーでいきなりこんなのに出くわしたら面を食らう人が多いのではないでしょうか。案の定グローブボックスにマツダコネクトの操作説明書が入っていました。
  • アームレストに腕を置いて、そこから手首を下に向けて操作します。コマンダーはパーキングブレーキの左側にありますので、アームレストの左側が切り欠きになっていて、コマンダーを操作しやすくなっています。
  • しかし、アームレストとコマンダーとの間にカップホルダーが2個ついていて、そこに背の高い500mlのペットボトルを入れると邪魔になります。ペットボトルはドアポケットに入れる必要があります。アームレストの前にあるカップホルダーは、コンビニのコーヒーとか缶飲料といった背の低いものを入れるのには問題なく、たしかにこの場所に飲み物を置けると便利です。タバコを吸う人はここに灰皿を置くのでしょうか。
【アクセラとデミオとのコマンダーの位置の違い】
  • アクセラのコマンダーはパーキングブレーキの左側にあり、一方デミオのコマンダーはパーキングブレーキの右側にあります。
  • 通常、この手のユーザーインターフェースは操作方法を統一するはずなのに、どうしてこんな配置になっているのかを推測するに、アクセラとデミオとでは運転席と助手席との間隔が違うからではないかと思い当たりました。
  • アクセラの車幅は1795mm、デミオの車幅は1695mmと100mm違います。座席の大きさは同じですので、車幅の違いが運転席と助手席との間隔にそのまま反映されます。アクセラだとアームレストの幅が20cmくらいあるのですが、デミオだとこの部分の幅が10cmくらいしか取れません。
  • そのため、アクセラではアームレストに手を置いて操作する前提で、アームレストの前方にコマンダーがあり、パーキングブレーキはその右側ということになります。手首の位置が高いため、コマンダーを操作する際に、パーキングブレーキが邪魔になることはありません。
  • 一方デミオでは大きなアームレストを置くスペースがありませんので、パームレストに掌を置いてコマンダーを操作します。この場合、もともと掌の位置が低いため、パーキングブレーキが右側にあると操作の邪魔になります。そこでパーキングブレーキを左に寄せることになります。左に寄せるといっても数cm左に寄る程度です。